月光夜
「あと、俺とお前以外はあのステッキの結界により触れることすら出来ない」
「触れるとどうなるの??」
「軽い火傷をする」
「まぢで!?」
「だから、普段は布に包まれている。」
「なら、大丈夫だね」
「あぁ。これで、お前に話すべきことは全て話したな。何か質問はあるか??」
「一つだけ、あのステッキって、なんか技とかあるの??」
「だいたいなら、きっとあるだろう」
「なんか、カッコいい!!あたし、正義のヒーローみたいじゃない??」
「…。馬鹿げたことを言うな。やっぱ、おまえは馬鹿だな。馬鹿女」
「ふん!!ナルシ俺様男に言われたくないわ!!」