月光夜
「お前も料理できるのか??」
「…。嫌味ですか??アッシュ君」
満面な笑みであたしは、答えた
「嫌味なのではない。ただ、単に質問しただけだ」
「あたしだって、一通りなら出来ますよ!!悪いけどあたしは、親が居ないんだから…。」
「そうなのか??それは、失礼した…」
「良いよ。たまたま、お父さんの遺品を整理していたら、ここの世界に来たんだから」
「そうだったのか」
「うん…。てか、ご飯食べようよ!せっかく、アンさんが作ってくれたんだから」
「そうだな。食べよう」