月光夜





「そうなの??」




「そうなんだ。はぁ…、先が思いやられる…」




アッシュは、手を額に持っていき軽く溜め息をついた




「なんか、すみません…」




「もう少し、自覚を持て。覚悟の甘さがいつか痛い目に合うぞ」




「…分かった」




予言者の子というのは、あたしが考えていたよりも大切で重要な存在なんだ…











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