月光夜




「それじゃ、みんなに挨拶しに行くぞ。」




「分かった!!」




あたしは、アッシュにエスコートされながら、舞台に上がった




みんな何かあたしのことを、いかにも不思議そうに見ている




当たり前だよね…




あたし、ここの世界だと異世界の人だしね…




「初めまして。瀬戸琳架といいます。えーっと…、予言者の子みたいです…」




緊張のせいで、自分が何を言っていいか分からなくなっていた




とりあえずお辞儀しをした




















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