月光夜



「大丈夫か??」



「な…何とか…」



「あれぐらいのことで、腰を抜かすとはまだまだだな」



「だって、あたしはアッシュと違うもん!」



発表のあとあたしは、緊張がほぐれて腰を抜かしてしまった



あんな、大勢の前で話したのは初めてだった



今は、バルコニーに居る


「そんなことでは、予言者の子としてやっていけないぞ」



「大丈夫!!」



「…どこからその自信が出てくるんだ…」











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