月光夜
「恐れというものは、お前の心の中では無いのか??」
…恐れ??
「何で??」
「何でって…。女なら、普通あーいう光景を見たら、ダークドールっという存在を恐ろしいと思うのだが…。お前は違うのか??」
「そりゃ、ダークドールの事を恐ろしいと思うの女の子がいるとおもう。けど、あたしがそんなこと言っていたらこの国は助からない。確かに、少しは恐ろしいけれどあんなことでねをあげるあたしなんかじゃない。小さい頃から、あたしなんか変なところで神経が図太いんだよね…。」
アハハハっと軽く笑ってアッシュを見てみると、アッシュはジーッとあたしを見ていた。
「……。」
「なっ、何??」
「やっぱりお前、なんか変わってる…。今まで俺が見てきた女とは、違うタイプだ。」
「変わってるって…。」
きっとアッシュが見てきた女の子は、可愛らしい女の子なのだろう。
なんか、悲しくなってきた…。