月光夜
次の日あたしは、アッシュがいる書斎を訪ねた。
コンコンッ
「誰だ??」
「あたし、琳架。」
「琳架か。どうぞ」
「失礼します。」
書斎の扉を引いた。
アッシュは椅子に座っていて、色々な資料を見ていた。
もしかして、仕事中??
「何の用だ??」
「昨日アッシュが、ダークドールについて調べるって言ったから、ここに来た。」
「あぁ、あの件か。今はまだちょっと手が離せない。そこのソファーにでも座っといてくれ。紅茶は飲めるか??」
「あぁ、うん」