月光夜
「ルーン、紅茶を2つ持ってきてくれ。」
「かしこまりました」
えっ!!??
ルーンさんも居たの!?
まったく気がつかなかった…。
ある意味、すごい人かも…。
あたしは、何もすることがなく、ボーッとしていたら、紅茶が運ばれてきた。
「琳架様、紅茶をどうぞ。」
「あっ、ありがとうございます。」
自分の目の前の机の上に置かれた、紅茶を手に持ち一口飲んだ。
「美味しい…」
「だろ??ルーンがいれる紅茶は、天下一品だ」
自信満々にアッシュは紅茶を飲みながら言った。
本当に、ルーンさんがいれた紅茶はあたしも天下一品かもと思う。
「有りがたきお言葉です」
ルーンさんは、ニコッとしながら言った。
やっぱ、イケメンだ!!