月光夜
「よし。仕事が終わった。本題に入るとするか」
「お疲れさま。まだ何か資料とかあるけれど、良いの??」
「大丈夫だ。これは、まだ急がなくていいやつだから。」
「そっか。なら、良かった。」
「あぁ。ルーン、例の本を持ってきてくれ」
「かしこまりました。」
「例の本って何??」
「見れば、分かるさ。予言者の子ならばな」
「??」
あたしは、アッシュの言っている意味が分からなかった。
まぁ、この段階で分かっていたら逆にスゴいよね…。