月光夜



「来るのが遅いから、迎えに来たよ。」


「も、申し訳ありません!!」


慌てて、謝った。


「良いや、大丈夫だよ。いつものことだからね」


「/////!!」


恥ずかしくて顔が、赤くなってしまった。


「ミル様だから、プライベートの時もしっかりしてください!!」


「分かった…。」


執事のミッシェルに軽く怒られて、余計恥ずかしくなってしまった。


「ミッシェルくん、俺は大丈夫だから」


「いえ、しかし…」


「プライベートまで、気を使っていたら疲れてしまうものだよ」


「…。ミル様」


「はっ、はい!!」


何か言われると思い、背筋を伸ばして、ミッシェルが何を言うかをドキドキしながら待つ。










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