ボクらと愛と欲望と


『てか、まだ名前聞いてない』


言って無かったっけ…?


『佐藤蕾(サトウ ツボミ)』


『へ~、可愛いじゃん!!』


ニコッとした笑顔で、私の事を見てきた


ヤバい


『キュンってきたかも…』


私がそう呟くと


『何か言った?』


と、首を横に傾げて私の事をじっと見てきた


『な、何もないよ?』


『そ…?ならいいけど☆』




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