ひとりじゃないから
「ひっろいんだなー」
「ん、まあ。けど、部屋使ってないから。」
「へー。」
キョロキョロしながら、リビングに行くゆーすけ。
今日はちゃんとスーツ着てるから雰囲気違う。
「あー、すずし。」
そりゃ、そうだよね、スーツだもん。
「ジャケット、ハンガーにかけようか?」
「あ、わりい。」
しっかり、中は半そでを着てた。
「ほれ、これ夕飯の。」
「あ、うん。」
「お前作れる?」
「なに?」
「そーめん。」