素直の方が好きですか?
「じゃあまた月曜日ね」
「ああ」
「もう、やだよ……?寂しいのは……」
「もう、させないよ」
あたしは去っていく想の背中を、消えるまでずっと見つめていた。
想の姿が見えなくなるとあたしは家に入った。
さてと……準備しなきゃな。
とりあえず制服を脱ぎ
着替える。
そしてカバンに明日と明後日分の着替えを入れ、必要なモノを入れ…
準備完了!!
あ、そう言えば……
携帯を充電器にさそうと手に取った。
あれ?光ってる……。
メールなんて来てたんだ。全然気がつかなかった。
《迎え行くから待ってて。母さん、すごい気合い入ってるからお腹空かせとくように》
お、ラッキー!
そのときはそう思ってた。
予想もしてなかった
迎えなんてない方がよかったのに