それでも好きだった
「別に興味ない」
「も~ダメじゃん!」
華夜らしいけど…とかブツブツ言っていた。
「…遅刻するよ?」
「嘘っ!?早く行こう!」
急いで準備をした紗月についていく。
「おじゃましました」
「いってらっしゃい!」
紗月のお母さんに挨拶をして、家を出た。
ギリギリ電車に間に合うことが出来た。
走ったからすごく暑い。
それに相変わらずの満員電車。
ギュウギュウでさらに暑い。
やっと降りる駅に着き、電車の中の暑さから開放される。
外に出ると風が吹き、涼しくて気持ちよかった。
紗月と他愛もない話をしながら学校向かう。