愛しいキミへ
☆隼斗side
屋上に着いて、お弁当を食べ始めた。
「どうしてアンタまで、いんのよ!」
「いたって良いだろ??」
「せっかくのお昼休みにイライラする!!」
「何だと!?」
また喧嘩してるよ…
コイツらどういう関係だよ…
「お前らどういう関係??」
パンを口に運びながら、二人に聞いた。
「「関係ないっ!!!」」
どこまで考えることが一緒なんだよ。
「本当に仲良しだね~。隼斗くん。二人は幼馴染みなんだよ?」
「へぇー。」
二人が言わないから、遥が教えてくれた。
てか、全然関係なくねえじゃん。
「何でこんなヤツが幼馴染みなのよ。」
「その言葉、そっくりそのままお前に返すよ!!」
「まあまあ、落ち着いて…」
慎はコイツらのなだめ役か??
大変だな。
「そういやぁ、お前転校生だろ??」
「そうだけど…」
「名前、何つうの???」