愛しいキミへ
いつもより早く、放課後がきたような気がした。
「「放課後がきてしまった。」」
私と遥は机に顔をつけながら言った。
「行かなくちゃね?」
「よしっ!行ってくる!!」
私と遥は決意を決めて、立ち上がった。
慎と隼斗は手を振って送出してくれた。
第三会議室へ着いた。
ドアをガラッと開けると、中は真っ暗。
まだ誰もきていないらしく、私達が一番乗りらしい。
「中に入ってよっか。」
「だね…。」
電気を付けて、イスに座った。
正面同士に座って、去年行われたコス走について話してた。
そこへ、何人か会議室へ入ってきた。
「面倒くせーなー!!」
聞き覚えのある声。
あいつの声…
まさかとは思うけど……