愛しいキミへ
☆隼斗side
椎凪はコスプレ走っていう競技の会議にでている。
つまんねーなーって言ってたら、慎からバスケ部見学に誘われた。
暇だったし、行くことにした。
「こんちはー!!」
慎の軽いノリ。先輩もいるのに良いのか?って思うけど、まあ慎らしいな。
「よお、慎!って、そっちのイケメン君は例の転校生??」
「今日は見学しにきました。」
「よろしくな!!」
「はい。」
見渡した感じ、イケメンだらけなんだけど……
顔選び??
「なあ、慎。ココの部って、顔重視してんの??」
先輩に聞こえないように、小声で言ったつもりだった。
「あははは☆やっぱり、そう感じた?別にそんな事ないけど…。皆そう言うんだよなー。まあ見た感じ、そう思うんだろうけど。」
どんだけ地獄耳……
先輩は笑いながら言った。
「いや、こんなに集まらないでしょう…普通。」
「皆、バスケが好きで集まってきただけだよ。」
「そうなんですか。」
全ての質問に慎は答えず、先輩が答えた。