愛しいキミへ
「珍しく要が仕切ってんのよね。明日は雪が降しそうね。」
「ですね。そういえば、昴先輩は……」
「ああ、昴はねー。こっちも珍しく風邪ひいたんだって!!」
昴先輩って、3年の人か。
「本当に雪が降りそうですね。てか、二人そろって珍しい事を…」
椎凪は少し笑いながら、言った。
何か、見てて飽きないや。
面白そうだよ…
だんだん入りたくなってきた。
「椎、その子は入るの??部活…」
香織先輩が俺を見ながら、言った。
この部活は、マネージャーも美形揃い。
やっぱり、顔選びか??
顧問の好みとか?
「入ると思いますよ?ね??」
椎凪が俺の方を振り返って言った。
入ると思うって、勝手に言いやがって…
でも、まあ入っても良いか。