愛しいキミへ



「珍しく要が仕切ってんのよね。明日は雪が降しそうね。」


「ですね。そういえば、昴先輩は……」


「ああ、昴はねー。こっちも珍しく風邪ひいたんだって!!」



昴先輩って、3年の人か。



「本当に雪が降りそうですね。てか、二人そろって珍しい事を…」



椎凪は少し笑いながら、言った。
何か、見てて飽きないや。
面白そうだよ…
だんだん入りたくなってきた。



「椎、その子は入るの??部活…」



香織先輩が俺を見ながら、言った。


この部活は、マネージャーも美形揃い。
やっぱり、顔選びか??


顧問の好みとか?



「入ると思いますよ?ね??」



椎凪が俺の方を振り返って言った。

入ると思うって、勝手に言いやがって…


でも、まあ入っても良いか。



< 45 / 114 >

この作品をシェア

pagetop