愛しいキミへ



「やめてよ…。渚……グスッ」


「泣いたって無駄だからっ☆」



パサッと落ちるブラジャー。

渚は私の後ろに手を回し、手慣れた手つきでホックをとった。



「やだ…やだ…、やめて……」


「そうだっ!!裸にしてあげよっか♪」


「や、めて…。グスッ お、願い…」



クシャクシャ…



渚は私の頭に手を置き、髪の毛をボサボサにした。



「何か、リアルに…レイプされてるみてー!!」


「ふざけないでっ!渚、おかしいよ!!」



その時…

ガタンっ!!


誰かが体育館に入ってきた。



嘘…。
こんな姿、見られたら……



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