愛しいキミへ
「お前、俺と戦うんじゃなかったのかよ!椎凪降ろして、こっち来いよ。」
「仕方ねえな。二対一って事で☆」
椎凪を降ろして、ステージから残りの二人がこっちに歩いてきた。
「ちょっと!何で、隼斗に二人がかりなのよ!卑怯じゃない!!」
「椎凪ちゃん、黙って♪」
そう言うと、二人は俺の前で立ち止まった。
「俺ら先攻ってことで♪」
バコンッ!!!
椎凪をだっこしていた奴に殴られた。
その後、殴る。
殴られるの繰り返しだった。
最後の一発で、俺はそのまま意識を失った。