愛しいキミへ



「「「おはようございます!!!」」」



皆は本当にいた都城を見て、声をそろえて言った。



「アハッ おはよう♪皆、元気ね?」


「「「はいっ!!」」」



都城の言葉に、全員が反応した。
でも、全員の顔が真っ赤になってた。



「椎凪っ!行こう!!」



俺は椎凪の手を引っ張って、早く歩いた。


ってか、
椎凪って言っちまった///


椎凪って…/////



「待って、待って!!早いって~」


「あっ!ごめん…」



俺は手を放した。


周りからの視線がキツかったけど、椎凪が見られてるのが嫌だった。



「いいけど…/////椎凪って…////」


「ダメだった?」



椎凪は俯きながら、顔を横に振った。


良かった/////
超嬉しい!!



「男の子に初めて呼ばれたから、ビックリしただけ…」


「初めてなの??」


「うん。都城さんとか都城さまとか呼ばれるから…。あと、仲良い子は『椎(シイ)』って呼ぶの。」




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