しらをきるゆきのひめ
「また事故を引き起こそうかしら…」

白雪姫は呟いた。
遠くの山を見つめながら…

「私は、犯罪者…。1回も2回も同じだわ…。」


白雪姫はくるりと方向転換し、窓に背をつけた。


「…でも…あの女は、馬鹿なあいつみたいに…きっと上手くいかないわね…。」


そして頭をゆっくり下げた。


「あの女は、何かを掴んでる。」


頭を勢いよく上げた。
窓ガラスが割れて、その勢いで白雪姫も下へ落ちる。



モシイキテイタラ、ワタシハ、ヒゲキノヒロインヨ
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