いつも好きでした。
「痛っ!!」

髪をわしづかみにされ

無理矢理どこかに連れて行かれそうになった時

私の背後にいたはずのもう一人の男が物凄い勢いで
吹っ飛んで行った。

「てめえっ!!何してんだよっ!」

遊佐の怒鳴り声とともに引っ張られてた髪が自由になり

私の髪を掴んでたその男が遊佐に殴りかかろうとする。


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