いつも好きでした。
「優夏さん今日はバイトあるんですか?」

「ないよ?」

「じゃあ、このままいい所に行きませんか?」

「いい所?」



そう言った遊佐が連れて来てくれたのは

隣の街にある小さな硝子のお店。

店内に並んだ硝子でできた小物に

私は子供みたいにドキドキしたの。

「すっごいキレイ!可愛い!!」

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