いつも好きでした。

時間を忘れてしまうくらい

はしゃいだ私は

外が暗くなってる事に気付いた頃はもうくたくただった。

帰り道

もうそろそろ家に着くっていうのに

私はバテちゃって歩けなくなっちゃった。


昼間の学祭で歩き回ってたせいもあったんだと思う。

「ほんと子供みたい」

からかう様に言った後

私の前に背中を向けてしゃがんだ遊佐。

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