いつも好きでした。
「ったく!!」

ちょっとイラついた様に私を見ると

ひょいって

軽々

私を抱き抱えてしまった遊佐。

「やだっ!おろしてよ!恥ずかしいし!!

私重たいからっ!」

「おろしません。」

(お姫様抱っこなんて…生まれて初めてされちゃったよ!)


遊佐は結局、最後までおろしてくれなくて

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