いつも好きでした。
「余計なお世話なんだよ…」

私を睨みつけた遊佐が

ほんとは

恐かったの…

だけど…

捕まえた手を

離す事なんかできなかった。

「哲平お願い…救急箱を探して来てもらえる…?」

「あ、ああ。分かった」

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