いつも好きでした。
きっとお別れの電話だ。



そう思った途端、お弁当なんて食べれなくなっていた。

だって、スゴイスゴイ大好きだったから…。

今まで他に付き合った人はいたけれど…初めて私が体を許した相手だったから。


返事もできないまま

バイトが終わって

休憩室で携帯を握りしめて、きっと泣きそうな顔をしてる私に「大丈夫?」と声をかけてくれた

バイト仲間の遊佐君。

大丈夫と言いたいトコロだったけれど

何も言えなかった。

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