いつも好きでした。
二人がリビングに移動して

安心して

ため息をついた。


あのまま…

遊佐が帰ってくるのが

もう少し遅かったら…



薫と目があった。

逸らしたくても

逸らせなくて…


惹かれる気持ち

わしづかみにされた心。


近づいてくる

薫の唇を

避ける事なんて

…できた?



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