いつも好きでした。
「なんで私が薫を追いかけんのさ?

変な冗談言わないでよ。」

「そうですよねっ!冗談ですよ!」

遊佐は笑ったけど…

冗談って言うのは嘘…だよね?


嫉妬する遊佐なんて

初めて見たけど…

もしかしたら

きっと

ずっと

遊佐を不安にさせてた。

遊佐はただ…

我慢してくれてただけかもしれない…。


< 428 / 497 >

この作品をシェア

pagetop