いつも好きでした。
自己嫌悪に陥っていく…。

好きなのは薫なのに…

もう

ハッキリ分かっているのに…


強く繋いだ手。

薫がこんなに近くにいるのに…

遠くに感じるよ…。



「まだ遊佐と別れてないんだ…。」

歩くのをやめて

告げた。

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