いつも好きでした。
「優夏…」

手を伸ばそうとした時

「優歌は私だよっ!」

伸ばした手にしがみついてくる。


違うっ

俺の゛ゆうか゛はお前じゃないんだっ…


遊佐が優夏の手をとった。

「優夏さんもこれで目がさめたでしょ?

薫の゛ゆうか゛はあなたじゃない。」


< 471 / 497 >

この作品をシェア

pagetop