いつも好きでした。
「ちょっ…!!

遊佐!!何やってのよ?」

「優夏さん…すいません…」

「車くるから、こっち来てっ!!」

怒鳴るように叫ぶと、遊佐は肩を落として

とぼとぼと歩いて来た。

「優夏さん…すいません…」

「何が!?」

「ピアス…見つけられなかった」

「バカじゃないの?

誰もそんな事頼んでないよ…」

「でも…電話の声…悲しそうだった。」


よくわかんない奴だけど

なんとなく遊佐には嘘をつけないみたい…。

ってか図星だったかもしんないし。

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