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震える声…

泣いていた姉…


あのとき電話に出ていれば
こんなことには
ならなかったのかな。



病院に着き
教えられた病室へ向かった。


憔悴し
虚ろな目の母親。

うつむく父親。


父親の手には
姉の遺書が握られていた。

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