1人時間
シンプルで殺風景ながらも自分の好きな物だけで固められた空間は、住む期間が長くなればなるほど何処よりも落ち着く大好きな空間になっていました。

テレビも無く音といえばたまにかけるラジオか音楽か自然の音だけで、1人で本を読んだり外を眺めながら過ごす、自分だけの時間がゆっくり流れていく時は最高の贅沢な1人時間です。

八畳半の静寂の中で外を眺めていると、それぞれの天気の良さがすごく分かり雨も晴れも曇りの日も部屋の中では、どれも幸せに感じます。

晴れの日は庭の木や干したばかりの洗濯物が日差しを浴びている風景に幸せを感じ、曇りの日は雲の動きを眺めたりたまに覗く日差しに幸せを感じ、雨の日は雨の音とシトシト降り続く雨を見たり庭の木の葉が雨を抱え込んで滴り落ちる美しさに幸せを感じる…それらの時間を大切に過ごしています。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

アトピーの私の美容法
春日華/著

総文字数/10,246

ノンフィクション・実話23ページ

表紙を見る
自分の道
春日華/著

総文字数/700

実用・エッセイ(その他)2ページ

表紙を見る
人工的な空の下で
春日華/著

総文字数/11,432

恋愛(その他)29ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop