波紋
不意に背後から声がした

「背後には気を配るべきよ..」

「っ!?」

刹那、声の方から月光が私を刺した

激痛が走る



「ッ.....不意打ちで絵を汚しておいて..更に不意打ち...ルウネは相変わらず汚いね...」

私は片膝を地面に付き、俯いた

頭にスピアが向けられているのが分かる


「ドゥーラ..あなた...それでもアンドロイド?
感覚が錆びているのは..
絵を所持しているからでしょう...?」
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