波紋
「私はレンの妹だけど」

リフトの絵が輝く。

「ルウ何で槍なんか構えてるの?」

ルウネはリフトの絵を見た途端

「..本物ね...失敬。」

―カチャ..―

スピアを降ろした。

「リフト..あなたの目的は何なの?」
私はきいた。
だって

助っ人と名乗る初対面の子に愛称で呼ばれ、

更にルウネを絵だけで引っ込ませる奴なんて
タダモノじゃないとしか...
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