大好きな人
それなのに 恵美ったら


「私たち地方から来てて あまりこのあたり
分からないからよかったら 
どこか連れて行ってくれません?」


「俺達でよければどこでも案内するよ」


わたしは 恵美を引っ張り 小声で


「ちょっと!!やめようよ」


「いいじゃん 二度と会わないんだし・・・
 典子はどう思う?」


「あたし?あたしは旅の思い出に
 色々行けていいと思うよ」


えー!!冷静な 典子まで・・・


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