愛のため息
高台公園の駐車場に着いた頃には夕方から夜へ変わっていた。
高台公園の駐車場は割と広くて数十台車が停められるようになっている。
前に、家族で昼間花見に来たときは、駐車場はほぼ満車状態だったのに、今は1台も車がいない。
花見の時期が終わったからなのか時間が遅いからなのかわからないけど、暗くて人気がない駐車場は気味悪く感じる。
だけど
タカちゃんは駐車場内で外灯が灯っている付近に車を停めてくれた。
車内にも光が照らされる。
『平気?』
ミイが気味悪いって察してくれたんだとわかるタカちゃんの言葉に
「全然平気だよ!」
気味悪さもふっ飛んで、笑顔でそう答えていた。
タカちゃんが一緒にいるんだもん。怖がることなんて何もないね。
高台公園の駐車場は割と広くて数十台車が停められるようになっている。
前に、家族で昼間花見に来たときは、駐車場はほぼ満車状態だったのに、今は1台も車がいない。
花見の時期が終わったからなのか時間が遅いからなのかわからないけど、暗くて人気がない駐車場は気味悪く感じる。
だけど
タカちゃんは駐車場内で外灯が灯っている付近に車を停めてくれた。
車内にも光が照らされる。
『平気?』
ミイが気味悪いって察してくれたんだとわかるタカちゃんの言葉に
「全然平気だよ!」
気味悪さもふっ飛んで、笑顔でそう答えていた。
タカちゃんが一緒にいるんだもん。怖がることなんて何もないね。