愛のため息
ホワイトデー当日。
朝起きて、支度をしているとミイからメールが届いた。
内容は、家以外の場所で待ち合わせしよ!デートで待ち合わせってしてみたいかったの、という文で、末尾には可愛いけれどよく分からないキャラクターがウィンクしてる絵文字が付いていた。
そのメールに顔が綻ばせながら、返信画面を開いた。
時間と最寄駅、駅を出た先にある広場で待ち合わせようと打ち込んで送信すると、ものの数十秒でミイから先ほどと同じキャラクターの絵文字つきの了解メールが届いた。
さすが女子高生。返信が早いな。なんて感心しつつ、俺も支度を再開させた。
時間になり、家の鍵を手に取り、財布とケータイをジャケットのポケットや、ズボンのポケット内に押し込んで、家を出た。
ドアを開けた瞬間、日の光が眩しくて、目を細めるほどの良い天気。
少し前までは、冷たく感じた外の空気も、今日はいつもより暖かく感じる。
近づいてきた春を、感じながらゆっくりと歩き出した。
朝起きて、支度をしているとミイからメールが届いた。
内容は、家以外の場所で待ち合わせしよ!デートで待ち合わせってしてみたいかったの、という文で、末尾には可愛いけれどよく分からないキャラクターがウィンクしてる絵文字が付いていた。
そのメールに顔が綻ばせながら、返信画面を開いた。
時間と最寄駅、駅を出た先にある広場で待ち合わせようと打ち込んで送信すると、ものの数十秒でミイから先ほどと同じキャラクターの絵文字つきの了解メールが届いた。
さすが女子高生。返信が早いな。なんて感心しつつ、俺も支度を再開させた。
時間になり、家の鍵を手に取り、財布とケータイをジャケットのポケットや、ズボンのポケット内に押し込んで、家を出た。
ドアを開けた瞬間、日の光が眩しくて、目を細めるほどの良い天気。
少し前までは、冷たく感じた外の空気も、今日はいつもより暖かく感じる。
近づいてきた春を、感じながらゆっくりと歩き出した。