赤い目
*
「はい。変わりました。若代ですが。」
「俺だよ。俺。」
「はい?どちら様でしょうか?」
「おいおい。兄貴の声も忘れたのかよ。さてはよほど金で遊んでるな。」
「なんだ。一也か。びっくりするじゃない。急に。遊んでなんか無いわよ。今日
は珠梨の誕生日パーティーだったのよ。」
「パーティーか。もしかして、また詐欺った金でか?」
「俺だよ。俺。」
「はい?どちら様でしょうか?」
「おいおい。兄貴の声も忘れたのかよ。さてはよほど金で遊んでるな。」
「なんだ。一也か。びっくりするじゃない。急に。遊んでなんか無いわよ。今日
は珠梨の誕生日パーティーだったのよ。」
「パーティーか。もしかして、また詐欺った金でか?」