少年【短編】






誰だって思う事だ。





しかしなぜそこだけに聞こえるのか。





それは少年の気持ちが一番宿っている場所だからだ。




だがいつまでもそこに気持ちを宿らせていてはいけない。





少年にはきちんと昇天しきってもらわなくてはいけない。





家族は泣き泣きお坊さんに供養してもらうように頼みにいった。





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