男前彼女の恋愛条件
『亜喜良も赤ちゃんほしくなった?』




赤ちゃんかぁ、いいかも。



『おい、亜喜良一人で妄想するなよ、そもそも赤ちゃんは、


やらなきゃ出来ねぇし、亜喜良はまだそこを乗り越えなきゃだな(笑)。』




うぅ、言われたくない。




私だって、その気になればエッチの一回や、二回、出来るんだから。




その時、「嘘、亜喜良さんてまさか、やだそうなの?

19才で経験ないなんて、笑える。」




はいその通り、いくらでも笑って下さい。




『美和、おまえ止めろよ。亜喜良ごめんな。


美和、亜喜良は純粋な女なんだよ。』




美和さんがむくれた。




「ねぇ雷太、それじゃ、私が不純みたいに聞こえる。」




『バカ、そんな事いってねぇだろ。


美和はそのままでいいんだよ。』









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