男前彼女の恋愛条件
私しだい?私が選べって事?




無理、絶対無理でしょう。



「亜喜良さんのタイプはどんな男?



やっぱ強い男。」




うんな訳ないでしょ。




「私のタイプか、あまり干渉しない男かな?」




『干渉してほしくないって事は、焼きもちやいたり、束縛されるのは嫌だって事?』




「まぁ、それもあるけど、例えば毎日メールするとか無理、



毎週会うとかも無理、私が会いたい時会うみたいな感じ。



2ヶ月くらい連絡しなくても平気なんだよね。



たけど、相手は怒りだす事多いね、俺の事好きじゃないのかってキレる。』




蔵人が笑い出した。




失礼な奴。




その時私の携帯が鳴った。



知らない番号だ。




『誰?』




「知らない人。」









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