男前彼女の恋愛条件
『出てみろよ。』





【もし、もし、え、青山君?え、うん、でも、


分かった、会うだけならいいよ。


携帯番号何で知ってるの?

ああ、優里ね。


うん、了解。】




『青山何だって? 』




「もう一度会って話たいんだって。」




『ふ〜ん。アイツが自分から付き合いたいなんて、



今までなかったしな。



青山は相当遊んでる男だよ。



亜喜良には向いてないと思うな。』




蔵人の言う事が良く分かった。




青山君みたいな男は多分無理。




束縛強そうだな。




「会うだけ会って見るよ、で断ればいい事だし。」




蔵人が真面目な顔で、『亜喜良青山が本気なのかも知れないけど、



青山は酔わせてホテル連れ込むから気をつけろよ。』



嘘、そんなのやだ、困る。







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