男前彼女の恋愛条件
『もしかして亜喜良、まだ経験ないとか? 』




「雷太やめとけ、亜喜良が困ってる。



まぁ、人それぞれだからさ、エッチ経験が早けりゃいいってもんでもないし、



亜喜良顔真っ赤(笑)。」




うっさいよ、蔵人。




『亜喜良可愛い、俺益々気にいった。



俺、やっぱ亜喜良の彼氏に立候補します!』




何宣言なんかしてるんだよ。




「無理、絶対無理だから、雷太とは友達以上になれない。」




『亜喜良、青山にもそう言って断ればいいんだよ。』



なるほど、でも青山君と友達になれるかなぁ?




「でもね、私綺麗な男嫌いだから、青山君と友達になれそうもないな。」




蔵人と雷太が吹き出した。



『じゃ、俺らの方がましじゃん。



俺頑張る。』




雷太何を頑張る訳?




蔵人が又笑った。








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