男前彼女の恋愛条件

青山恭吾の口説き方

青山君と土曜日に会う事にした。




本当は会いたくない。




たけど、毎日来るメールにうんざりしてる。




会ってはっきり付き合う気はないと断ろう。




青山君と会うのは、蔵人がバイトするお店に決めた。



軽く食事も出来ると聞いたから、それに蔵人が近くにいたら心強い。




蔵人は、『亜喜良本気で断るつもりだったんだ。



俺がいた方が良い訳ね、まぁ、亜喜良の為なら何でも協力するよ。』




何故か蔵人には何でも話せる。




蔵人は私の友達だよ。




蔵人となら電話もメール気にしないで出来る。




蔵人も親元離れて一人暮らし、毎日カップ麺を食べていると聞いた私は、




カレーとか揚げ物した時は、蔵人を部屋に呼んで一緒にご飯を食べている。




蔵人は一才年上の兄みたいな感じ。









< 25 / 111 >

この作品をシェア

pagetop