男前彼女の恋愛条件
条件 2

男友達とは

結局青山君とも友達になってしまった。




あれから泣き叫ぶあの女を青山君が送って行き、




蔵人がバイトを終わるのを待って、蔵人と一緒に私のマンションに帰って来た。



「疲れたよぉ。」私はソファーに倒れ込んだ。




『おい、そこでねるなよ。亜喜良、青山と友達になった事、


きっと後悔するぞ。』




分かってるよ、さっきの女に散々言われた。




《どんな手を使っても二人の邪魔してやるから!》




だから、付き合ってないてば、どうすりゃいいのさ。



『亜喜良、その優しさがいけないんだよ。


青山は最初は友達とか言って、結局は亜喜良と付き合う気なんだからさ。


そのぐらいは、亜喜良にも分かるだろ?』




私は頷いた。









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