男前彼女の恋愛条件
「蔵人私彼氏と別れたんだよ。それで蔵人と話たくて、蔵人のアパート又行っていいかな?」




蔵人早く答えなよ、彼女泣きそうだし、『俺もう彼女いるし、バイトもあるし、

美和もう俺頼るの止めろよ。


じゃな。』




蔵人いいのこのままで、彼女もしかして蔵人の事好きなんじゃないの?




蔵人は私の肩を抱き、『美和、俺おまえに振り回されるのはもうごめんだ。


おまえは自分で自分の幸せを探せ。』





彼女の瞳から大粒の涙が溢れた。




蔵人いいの?




私は蔵人に肩を抱かれたままレジに向かった。




「蔵人、いいの彼女泣いてたよ。」




『いいんだ、あいつは彼氏と別れるといつも泣いて俺のとこに来るんだよ。


だから俺もその気になると、あいつは又新しい男のとこへ行く、


その繰り返し、俺はいいように利用されてるだけなんだから。』




そうなんだ、でも彼女泣いてたよね、あの涙も嘘なの?








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