男前彼女の恋愛条件
鏡に映る自分を見つめた。



なんか似合ってないんですけど、谷間なんてありませんから。




嫌がる私を優里は無理矢理マンションから連れ出した。




『今日の合コン会場は超有名なレストランだから、



私たち庶民が入れる所じゃないんだからね。』




それなら、尚更行きたくなくなるよ。




優里と私はタクシーに乗り、合コン会場のレストランに向かった。




『今日の合コンのセッチングは、青山恭吾君知ってるでしょ?



ほら、同じ高校で生徒会長してた青山分かるよね。』



生徒会長の青山恭吾、男子に興味なかったし、全く覚えてない。




『まぁ、クラスも違ったし、亜喜良はイケメンに興味なかったから、仕方ないか。



青山とこの前偶然会って、その青山が亜喜良に会いたくて、今日の合コンセッチングしたんだよね。』




はぁ、何それ。









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